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YG side
貴方「 ナムジュナ、これは一体何？」
NJ「 …スクランブルエッグ」
貴方「 なるほど…私の中の常識が一つ覆ったわ…」
NJ「 ヤー(笑) 」
皿の上に乗った黒い何かを見て唖然とするAがナムジュンに「君は芸術かや」と謎に方言を使っていた。
最近、変だよなあ。
前までそれなりの信頼はあったものの、俺たちとは一線を引いているように見えた彼女が最近やたらとフレンドリーだ。
JH「 ねーなんか食べた………なにそれ」
NJ「 スクランブルエッグ」
JH「 ニワトリに謝りなお前…」
貴方「 言えてる」
俺たちがダメになったときも、心なしか、言葉が以前にも増して温かい気がする。
JH「 てかA、それ俺の服なの知ってる？」
貴方「 うんホソク、今あんたが食べてるそれ私のアイスなのは知らないの？」
まあ面白いからいいんだけど。
JH「 名前書いとかないからだろ〜」
貴方「 袋に書いてあったでしょー！もうー！」
JH「 いいじゃん、どうせジニヒョンの食べるんだから」
貴方「 …あんたソクジンオッパのことなんだと思ってんの」
NJ「 ホソク、Aのアイス食べたなら買いに行けよ？」
JH「 えー…めんど…」
貴方「 勝手に食べといて何言ってんのよこのすっとこどっこい」
JH「 すっとこ………なんて？(笑)」
チラッとAがこっちを見た。
こっちというか、俺の隣で仲睦まじい3人を恨めしそうに羨ましそうに見てるテヒョンを気にしてるみたいだ。
「 テヒョンア、そんなに見てやるな」
TH「 …………ヒョンはいいよね、ヌナと仲良いもんね」
「 お前の方がよく喋るだろ」
TH「 お世話されるのと仲良くするのは違うもん」
前とは違う。それを感じ取っているのは、テヒョンも同じようで、それ以上に俺よりも、戸惑ってる。
テヒョンにだけ見せていた顔があったのかもしれない。それとも彼女がいよいよ本当に俺たちを信頼して素を見せてくれているのだろうか。まあでも、分からないな、突然人って変わるもんだし。
「 お前、警戒すべきなのは俺じゃないだろ、周りをちゃんと見てみろ」
膨れた頬を自分の手で潰して「アラヨ」と拗ねた様子で立ち上がった。キッチンへ向かい、何でもないいつもの笑顔で3人の中へ入っていく。
ちゃっかり取ったAの隣で、幸せそうな顔をする弟。全く、どいつもこいつも世話がかかる。
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愁(プロフ) - noenunaさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます^^ 帰国したばかりで心身共に疲れ果てていたのですが一気に元気になった気分です…そしてまさか共感してもらえる日が来るとは…これからも更新頑張ります；； (2019年10月30日 18時) (
レス) id: 5c1877f0f8 (このIDを非表示/違反報告)
noenuna - コメント失礼致します。本当に楽しく読みました。設定も凄く面白いです。何より主人公に共感できることがあまりに多く、虜になってしまいました。私も個人的に思うところがあり、勝手に作者様に対しても共感しております。更新を心から楽しみにしています。 (2019年10月29日 16時) (レス) id: f54cd9864f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愁 | 作成日時：2019年9月22日 18時
