I want to be with you forever

外伝：RUNAWAY ページ41

THside






JM「 なあテヒョン、ヌナしんない？」


「 へ？ヌナ？さあ…ジニヒョンとランデブーしてんじゃない？」


JM「 ランデブー(笑)」


「 どうかしたの？」


JM「 ブラックスワンの話がしたくて」


「 ふーん…ジミナ最近忙しそうだね」


JM「 まあ、僕の得意分野だから、頼られて嬉しいよ。心配しないで」


「 …別に心配してないし」


JM「 はいはい(笑)」







どうしちゃったんだろう。最近変なんだ。僕。
意味もなく黄昏ちゃうし、気がついたらぼーっとしてて無意識にため息出るし、別に何かに悩んでたわけでもないのに最近そのせいでそれが悩みだし。

ヒョンたちもジミンもジョングクも制作で忙しくしてて、ヌナも相変わらず忙しそう。まあ、各々ヒーリングしてるみたいだけど。


なんだかなー僕だけ不幸せみたい。
僕もなんか制作してみようかな？映像でもまた撮ろうか？






JN「 おーテヒョン、お前ひとり？」


「 うん。皆んな忙しそう」


JN「 逆になんでお前は忙しそうじゃないんだ…？」


「 振り入れは終わったし、楽曲制作も終わったし、やることなくって。」


JN「 ほーそりゃ…お前が優秀だからじゃん。よかったな」


「 …ヒョンはヌナとイチャイチャしてるから振り付けすぐ忘れちゃうんだよ」


JN「 う………今日Aにも釘刺されたよ。このままステージに立つつもり？ってこっぴどくね。」





幸せそうなジニヒョンの顔を見ると、僕まで嬉しくなる。ヌナも最近健康的な綺麗さがあって、なんかいい感じ。

だってさー今も僕にとっては憧れの人だし、幸せでいてほしいじゃん。






JN「 そういえば、ユンギが最近お前が変だって言ってたけどなんかあったのか？俺はいつもテヒョンは変だろって言ったんだけど…」


「 ヒョン、相手が僕だからって何でも言っていいわけじゃないんです」


JN「 ごめんごめん(笑) お前さ、何年前からだっけ…なんか、この季節になると調子悪くなるの何でなの？花粉アレルギーか？」


「 うーん…」






春になろうと街の色が変わるこの季節。
どうしてか、僕はすこぶる調子が悪くなる。





「 ヒョン、僕先に宿舎に帰るね」


JN「 分かったよ。気をつけてな」





何かぽっかり穴が空いたみたい。
どこかに、何か大切なものを忘れ物しちゃった気分になるんだ。

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