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「……ここいいか」
「えっ」
お昼時。
たくさんの生徒でにぎわっている食堂で、私は一人寂しくご飯を食べていた。がやがやとうるさい周りの中で、一人別の空間にいるような、そんな疎外感を覚える。
……別に友達がいない寂しい子、とかじゃない。いつも昼食を共にしているお茶子ちゃんは、今職員室に呼ばれていていないのだ。
「……駄目か？」
こてん、と首を傾ける轟くん。別に駄目なんて言うつもりはないけれど、それは反則だと思う。さらりと重力に伴って落ちる髪の毛が、端正な容姿を引き立てた。
その行動でどれだけの女子が落ちるのだろうか。私は勝己くんのことしか考えられないからいいけど。
いいよ、と言うと、轟くんは静かに私の正面に蕎麦を置いた。そのままお互い無言で食べ進める。
さっきまで目の前の食べ物に向いていた私の目は、轟くんの顔へと移動した。
……待って。
……ツラが、いい。
人の顔なんてあまり見ないから、気づかなかった。目を見て話す、というのがどこか苦手なのだ。ただでさえ身長の高い轟くんの顔は、ほとんど見られない。
女子に騒がれていたのは知っていたけれども、これほどとは思わなかった。
絶対私より肌きれいだし、二重の切れ長な瞳は直視できる気がしない。オッドアイ、って珍しいんだっけ。サラサラな彼の髪の毛と、自分のくせっ毛を比べて勝手に落ち込んだ。
爆豪くんがこの世に存在していなかったら惚れてたかも、なんて。
……言ったら怒られそう。
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鼓草(プロフ) - 私の思っているバクゴークンもこんな感じなんですよねかわいかったですありがとうございます何回でも見たくなりますだいすきです（一息） (11月8日 10時) (
レス) @page43 id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトウルフ - かっちゃんめっちゃ可愛いっ!!!!凄く好みの作品です!!読みやすくて面白くてかっちゃんかわいかったです(((*^^*) (2021年8月30日 20時) (レス) id: 5ed2c2a248 (このIDを非表示/違反報告)
大根 - いや、かっちゃん可愛すぎ！！「悶絶 (2021年7月15日 21時) (レス) id: 28fe3196c4 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 返信ありがとうございます！ないってことにしときます！笑かっちゃんが他の人と…ってちょっと嫉妬しちゃうので^^;笑こんな素敵な作品に出会えてよかったです！！！応援してます！！！ (2020年5月16日 6時) (レス) id: e2145b5dff (このIDを非表示/違反報告)
ひので(プロフ) - さやさん» きゅんきゅんさせたいと思ってかいているのでそう言ってくださってとてもとても嬉しいです…！（かっちゃん、経験あるのかないのかはお任せします……が私はうぶなかっちゃんとても好きです） (2020年5月16日 0時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
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