44話 ページ46
??「殴っても意味ないよ」
『ギャッ』
振り向くとそこにはさっき感じた呪力と同じ人がたっていた
『呪詛師か』
前髪が少しと出ていて気になるが 気にしないようにする
??「まあまあ、戦うためにここに来たわけではないんだ」
『じゃ、何?』
??「んー?暇つぶし?」
『…は?』
予想外のことを言われ顔が歪む
??「ははっその間抜け面いいね」
戦闘態勢をやめ手を組むが、警戒はしている
『暇つぶしって…はい、そーですかーって言うとでも思ってんの?』
??「だって3対1は可哀想だろう?だから2対1にして1人…って言っても君を僕の所に誘き寄せる事にしたんだ」
『はぁー それに、私はまんまと引っかかったと』
??「正解」
『……で?あんたと戦わないんだったら戻ってアイツボコしに行っていい? ここにいんのが時間の無駄だから』
親指でアイツ真人をさしながら目の前にいる呪詛師に言う
??「うーん、別にいいけど…聞きたくない?これから僕達が何をするか」
『! ほんとに教えんの?』
??「まあ、座りながら話そう」
『怪しい…けど仕方ねーなー優しい私だから聞いてやるよ!』
そう言いドガッと胡座をかきなが座る
スカートだけど下からスパッツ履いてるからいいよね
『はい、話してよ』
??「まあまあ、そう急かさないでおくれ」
イラッ
『あのs─』
そうイラついていると
目の前には黒い空と前髪が気になる呪詛師の顔がドアップであった
『ん!?』
状況に早く反応ができなかったことが悔しい
??「ははっこんな反応されたらいじりがいがあるな」
『ちょっ、どいて!』
どんどん近づいてくる顔を押しながら言う
『!?』
腹に違和感が
見てみると目の前にいる呪詛師がシャツのボタンの間から指を入れてきている
『何してんの!!///』
??「どんな反応するか気になってね」
触れられたところがゾワゾワする
『ふっ…んビクッ !?///』
恥ずかしくなり1発殴ろうとするも容易く防がられる
??「君は強いだろうけど、今の私には敵わないよ」
『クッ…ソが』
そう力強く彼の顔を押していると彼は急に私から離れた
??「それにしても まさか敵の話をまんまと聞くとは……学習した方がいいんじゃないかな?」
『はっ!結局騙してんじゃん!?クソ!!こんのくそ前髪がぁ!!』
上体を起こし腹立ちながら彼に殴りかかろうとする
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作者名:牛タンウメェー | 作成日時:2022年5月19日 15時