特級呪術師は1年生

43話 ページ45

肌の色が青からどんどん肌色に戻っていく

『……できちゃった？』

反転術式で治療した目が治るも、立ちくらみが起き転びそうになるが真人と戦っている悠仁に加戦するため音が激しい方に行く

『はぁー、悠仁！！わた──』

そこには腕が棘の棍棒になった真人が悠仁を攻撃しようとしていたところだった

瞬時に目から呪具を出し悠仁の腹に巻き自分のところに寄せる

攻撃が来ると思ったが七海さんも加戦しに来てくれた

悠仁｢ナナミン…！！ それにAまで！？ てか腹に鞭みたいに巻かれてるこれ…なに？｣

『これは私の呪具』

七海｢説教は後で 現状報告を｣

悠仁｢2人─『死亡者無し！！！』……え？｣

七海｢まずは虎杖君 君の体のことを｣

悠仁｢俺は平気いっぱい穴空いてっけど｣

七海、A｢『……平気の意味』｣

悠仁｢あと学校の人らは全員体育館でぶっ倒れてる｣

口についていたちを拭き取りながら言う悠仁

真人｢なんだピンピンしてるじゃん七三術師 お互い無事で何よりだね｣

ジワっと真人の鼻からちが出る

｢っていうかなんで順平生きてんのさー！！ﾌﾟｸｰ｣

頬を膨らませながら言う真人

『私にもわかんない！けど頑張った！！』

ちゃんと使えているかは分からないが反転術式を使いながら誰かに治療をするのは初めてだからか先程どのように出来たのか感覚が掴めてない

七海｢そんな事より『え！？』虎杖君あの鼻血は｣

悠仁｢え 俺が殴った…｣

七海｢いつ｣

悠仁｢いっちゃん最初｣

七海｢奴の手に触れましたか？｣

悠仁｢うん｣

七海｢私の攻撃は奴に効きません｣

『え！？』

悠仁｢は！？なん七海｢理由は説教の時に｣｣

七海｢しかし動きは止められます お互いが作った隙に攻撃を畳み掛けていきましょう｣

｢ここで確実に祓います｣

悠仁｢応！！｣

『まさかとは思いますが私抜きで話してませんよね？ 』

拳に呪力を込めながら七海を見る

真人｢ええ！それはちょっと困るなあ って事で まだいるよねよろしく夏油ﾎﾞｿｯ｣

最後の方が聞こえなかった

『？何ひとり言っ──！？』

悠仁、七海｢｢！？｣｣

後ろから凄まじい呪力を感じる

『すみません！！やっぱ私抜きで頼みます！！』

七海｢頼みましたよ｣

『はい』

そう返事をし学校の屋上につくがそこには人も呪霊もいない

『は？どこよ』

確かにここから凄まじい呪力を感じたのに

そう思いながら帳を殴る

そう言うと片方の耳から声がする

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