33話 ページ35
Aside
五条先生と一緒に京都校の学長がいる部屋の前にいる
楽巌寺「老い先短い年寄りの時間は高くつくぞ」
五条「夜蛾学長はしばらく来ないよ」
扉を開けながら話す五条先生
五条「嘘のスケジュールを(伊地知を通して)伝えてあるからね その節はどーも」
『おぉ、すっげーシワシワじゃんボソッ』
五条「ぶははっちょっと唐突にそんな事言われたら…ふふっはは」
私の声が聞こえたのか五条先生はでかい声で笑った。それに驚く私と水色の髪の女性とシワシワのジジィ
『あれ誰が見ても言うって』
五条「はーほんとっAは面白いねぇ」
『どーも』
楽巌寺「(Aだと…?)はて その節とは」
五条「とぼけるなよジジィ Aの初任務と虎杖悠仁のことだ 保守派筆頭のアンタも一枚噛んでんだろ」
てことはこのジジィが私の初任務を決めたって事か…クソが
私は冷たい眼差しで京都校の学長楽巌寺学長を見下ろした
楽巌寺「やれやれ最近の若者は 敬語もろくに使えんのか」
『あんなクソみたいな任務を私にやらせた奴なんかに敬語もクソもあるか』
五条「ハナから敬う気がねーんだよ 最近の老人は主語がデカくて参るよホント」
三輪「ちょっと これは問題行動ですよ 然るべき所に報告させてもらいますからね(ヤッベー!!生五条悟!!生五条悟だ!!隣にいる人もめっちゃ綺麗!!)」
五条「ご自由にこっちも長話する気はないよ」
三輪(喋っちった!!喋っちった!!)
五条「昨晩未登録の特級呪霊2体に襲われた」
楽巌寺「!それは災難じゃったの」
五条「勘違いすんなよ 僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ」
三輪(くぅぅーカッッケェー!!)
五条「その呪霊達は意思疎通が図れたし同等級の仲間もまだいるだろう 敵さんだけじゃない 秤に乙骨それに夢主そっちの東堂生徒のレベルも近年急激に上がっている」
「去年の夏油傑の一件 そして現れた宿儺の器」
楽巌寺「何が言いたい」
五条先生が笑いながら言う
五条「分かんないか アンタらがしょーもない地位や伝統のために塞き止めていた力の波が もうどうしようもなく大きくなって押し寄せてんだよ」
「これからの世代は「特級」なんて物差しじゃ測れない 牙を剥くのが僕だけだと思ってんなら 痛い目見るよおじいちゃん!!」
楽巌寺「少しお喋りが過ぎるの」
五条「おー怖!! 言いたいこと言ったからAにパス!」
『私にパスするタイミングもっと考えてよ…』
楽巌寺「……」
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作者名:牛タンウメェー | 作成日時:2022年5月19日 15時