そうだ、防弾育てよう

好きだなぁもう！ ページ5

「ジンさん、寒くないんですか？」


JN「ん？ああ、大丈夫だよ！」


「手袋使ってください！」


JN「いやいや！Aちゃんが寒くなっちゃうよ？」


「大丈夫です！どうぞ！」


「ジンさんの手が冷えちゃうと、子供たちもあったかい手に撫でて貰えなくて困りますよ？」



JN「……ふふ」


「？」


JN「じゃあ、片方ずつ着けよう！」


「え？」


JN「つけてない方の手貸して？」


「え？片方っt……わっ」


片手に手袋を着けてつけてない手で私の手を握ったジンさん



あなたそりゃモテるはずですよ



JN「行こっか？」


そう言って私の手を握ったまま覗き込んでくる姿は鼻血もん



JN「あったかいね〜」



そうですね、子供扱いですね


いやいいですよ！！？子供扱いだとしても手を繋いでもらえるなんて神ポジションじゃないですか！！！


JN「ねえ、Aちゃん」


「はい？」


JN「お母さんが居ないのって…どんな感じだと思う？」


「すごく…寂しいと思います…って言うべきなんだろうけど…」


「母親によって、そんなの変わりますよ」


JN「…」


「ホソクくんやナムジュンくんのように、大好きなお母さんを病気でなくした子はとても寂しいと思います。」


「ですが捨てられたユンギくんやテヒョンくん、ジョングクくん。虐待を受けたジミンくんは」


「母親じゃなく、今自分を愛してくれる人を必要としてると思いますね。」



JN「そうだね…」




JN「無理に母親を探さずに、今本当に彼らを愛してあげられる人がそばに居るべきだと僕も思うよ」


「そうですよね…」


JN「Aちゃん、これからも…彼らのそばにいてあげてほしい。」


「意地でも離れるつもりないですよ、笑」


JN「…ありがとう」


そう言ってジンさんは優しく微笑んだ。



スーパーに着き、二人で買い物をする。


私がカートを押して、その隣をジンさんが歩く。


新婚みたいでなんか新鮮だな

キューピッド(達)とおデート→←ナムくんはキューピッドかもしれない

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