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また王子様 ページ11

泣きながらユンギくんの手を取ろうとするとさっきより強く腕を引くお母さん。


「だめ、っ」


TH「やめ!テテのユンギヒョンに痛いことしない!」


「??」


JN「Aちゃん!」


優しい声に振り返ると、私の隣で屈んで私の肩を支えてくれるジンさん。


「ぅっ、ジンさ、私っ」


JN「大丈夫だよ、Aちゃん、ありがと」


JN「……あの、ユンギは僕たちが引き取るので。」



『はい?ユンギはうちの子だって言ってるのに…』


YG「違う!」


YG「あんたの子なんかじゃない」


『ユンギ!』



YG「俺は絶対そっちには戻らない。俺このヌナとヒョンのこと大好きなんだ」


YG「行こ。」


テヒョンくんとジミンくんを抱き上げたユンギくんが歩いていく。



私たちも慌てて後ろから追いかける。



JN「とりあえず車まで行こう」



そういってジンさんが車を止めている駐車場まで行く。


そこに着くと、ユンギくんは静かに立ち止まった。



JN「ユンギ…」



YG「…っ、」


JN「泣け。我慢しなくていい。」


そういうとジンさんの胸に顔を埋めて泣き出したユンギくん。


ずっと我慢してたんだね。


ごめんね


YG「ヌナが居なかったら…俺…」



「……ユンギくん…」


YG「ありがとう、」


「……っ、うん!」



涙を拭いながら笑顔で返すと、照れたように笑うユンギくん。


この子を、この子たちを、絶対に守って行かないと。




帰りの車では、子供たちは全員眠ってしまって、私もうとうとしていたのに気がついたジンさんは話しかけてくることもなく、静かだった。





気がつくと家に到着していて、


ジンさんが一人ずつ子供を抱いて部屋まで運んでいるところだった。


「ん…、ごめんなさい、私」


JN「あ、起きた?ニコッ」


「誰残ってますか…?」


JN「俺ホソクとジョングク連れていくから、テヒョンとジミン頼める?」


「わかりました」


小さい体を2つ腕の中に包んで車を出た。

なんですかそれ→←side:JN



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かたはば - えええええええ、もうヤバいです、、、ジンくんと結ばれたときの私の心臓、、、笑一人でキャーキャー言ってました笑あと、ユンギくん!もう、好きすぎます、、、笑言葉にできないかわいさです、、、控えめにいって神です、、、頑張ってください!応援してます!!! (2020年3月6日 0時) (レス) id: bab7cae9e1 (このIDを非表示/違反報告)
ばんたん まんねぺん - いつも笑っているほど面白いです!更新楽しみにしてます!ファいティーン! (2019年12月7日 18時) (レス) id: 48f1936520 (このIDを非表示/違反報告)
オモチ(プロフ) - やば、え、やばえ、興奮のあまり鼻から米が、あ、さーせん! (2019年9月3日 7時) (レス) id: 5d2badd2bb (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - 読みはじめてすぐに笑ってしまいました。それぐらい面白くて続きが楽しみです。応援しています(^∇^) (2019年8月28日 11時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もにじ | 作成日時:2019年8月27日 2時

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