嫌い、嫌い、好き (ページ6)

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ろくページ6

TH side

JK「本当に不思議な人ですね…」

JM「うん。でもユラちゃんは可愛いよ」

また思い出すようにニヤニヤし始めたジミナを叩こうとすると、ジョングガが先に叩いた。

JM「ヒョンになんてことするの?!?!

ぽっぽの刑だ！！」

そう言ってジョングガの首に手を回してぽっぽしようとするジミナの顔面を、本気で嫌そうな顔して押す。

いやあ、ジョングガに勝てるわけないって。

でもAちゃんって、本当に掴めない人。

何がしたいんだか。

▲▼

JK「…おえっ……………」

JM「ちょっと?!?!」

結局虚しくもジミナが勝ったらしい。

ジョングガを見ると罪悪感で抑えていた手を退けたみたい。

さすがマンネ。

TH「もうそろそろ帰る？」

JK「俺はそろそろ帰ります」

JM「俺も」

ってことで、俺一人だけ少し残ってから帰ることにした。

一人だけ頼んだクリームメロンソーダを飲み終わってなかったから。

ついでにコンビニで何か買おうかな。

何か柔らかい、優しいやつが食べたい気分だった。