に ページ2
TH side
JM「……へへ〜……………った?!
テヒョナ!!」
余韻に浸るようにニヤニヤするジミナを一発叩く。
あんな可愛い子、計算高いだけだって。
本当に居たら、ジミナが羨ましいから。
そんな意味を込めて、もう一発。
JM「ちょっと…っ!!…………」
TH「…ごめんごめん。
あまりにも叩きやすそうな位置に居たから…」
JM「はっ?!」
そう言って追っかけて来るジミナだけど、俺の方が足は速いから。
そのまま屋上までダッシュした。
TH「遅い遅い…笑」
JM「はァ、はァ……お前がっ、速いんだよ…っ」
先に着いた俺から30秒遅れて来たジミナを煽る。
顔をしかめるけど、
TH「内申は少し悪くなってもいいから、今はサボらない?」
って提案すると、すぐ表情を変えた。
さすが小学生からの付き合い。
JM「テヒョナ、知ってる?
自動販売機のジュース、無料で買える技」
屋上に置いてある自動販売機の前をうろちょろして、そう言った。
TH「知らない」
JM「これ結構有名でさ。
こうやってやるんだよ」
そう言うと自動販売機の後ろをバンバン叩き初め、そのまま思いっきり蹴り始めた。
ガシャン、と音をたてて落ちてきた三本のペットボトル。
それは、ミネラルウォーターと、炭酸飲料、ミルクティーだった。
JM「ほら、できた笑
俺も初めてやったんだけどさ…」
TH「凄くない?それ。笑」
88人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てぃる x他1人 | 作成日時:2018年10月10日 17時