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中を開くと、20畳くらいある大きな部屋に草川社長がパソコンの前に座っていた
よくテレビで見るような典型的な社長室だ。
拓「あ、来たね」
「お呼びでしょうか？」
拓「うん。呼んだよ」
「あの、、、ご用件は？」
社長椅子に太々しく足を組んで座っている草川社長は、想像通りの…というか、苦手なあのままだった
拓「青石A…だっけ？」
「はい…」
拓「お前」
お前？
拓「俺の秘書になれ」
「、、、はい？」
なに言ってんのこの人。。。
社長の秘書？
死んでもやだ！！！！
「いや、あの…意味が、、、」
拓「そのまんまの意味だよ。今日からお前は俺の秘書だ。口答えなし文句なし、これ社長命令」
「…でも」
拓「聞こえなかったか？これは社長命令だ。文句は一切聞かない」
「私…このあと会議が、、、」
拓「それも出なくていい」
「…え？」
拓「お前はたった今から俺の秘書で、企画課からはもう抜けさせる。だからお前はもうあそこの人間じゃない。会議も出る必要ない」
なにこの強引さ。
私に拒否権はないわけ。
拓「もちろん給料だって上げてやる。悪い話じゃないだろ」
そういう問題じゃない…
どういうつもりよ。
拓「分かったらさっさと自分の荷物全部このフロアへ持ってこい」
「、、、」
拓「早く」
いまだに状況を上手く把握できずに戸惑ってる私を見て、ぐっと眉間に皺を寄せた社長
「…はい」
返事をすることしかできない私は、まだ震える足を懸命に動かして社長室から出た
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NaaM(プロフ) - カイミさん» ありがとうございます！励みになります！！ (2018年11月29日 21時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
カイミ - とてもおもしろいです！続き楽しみにしています！ (2018年11月29日 16時) (レス) id: 37fcac7cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2018年11月18日 0時
