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嬉しすぎることだけど、
「いえ、辞めません。もう金輪際致しませんので、どうか続けさせてください」
無意識に、深々と頭を下げてこう言っていた
なんでだろう。
やめたいはずなのに…
拓「分かった。今後気をつけろよ。秘書室戻れ」
「はい、、、」
草川社長に背を向けて帰ろうとすると
拓「あ、あとさっき電話したとき、あれ俺の番号だから。登録しておけ」
「あっ…はい。失礼します」
社長室から一歩出ると、昨日ぶりの深い溜息が出た
秘書室に行き、荷物を置いてデスクに座ると
さっきのことを思い出す
なんで辞めたいって言わなかったんだろう、って。
きっと、こんなんで辞めさせられるのが悔しかったのかな。
確かに草川社長は怖いし苦手だし嫌いだけど、言われっぱなしも悔しいし、絶対にいつかギャフンと言わせてやりたいと潜在的に思っていたんだ
このまま企画課に戻るのもあれだし…
きっと、
報われる時が必ず来る。
そう信じたい
そういえば靴擦れしたところがまだ痛むことに気付いて、靴を脱いでかかとを見てみると、案の定血が出ていた
でも時間がちょっと経ったためか、血が乾いていてストッキングに付いてしまっている
「はぁ、、、もうやだ」
わざわざストッキングを脱いで血を拭く気にもなれず、室内には私だけだしいいか。
そんなことを思って、靴擦れは放っとくことにした
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NaaM(プロフ) - カイミさん» ありがとうございます！励みになります！！ (2018年11月29日 21時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
カイミ - とてもおもしろいです！続き楽しみにしています！ (2018年11月29日 16時) (レス) id: 37fcac7cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2018年11月18日 0時
