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拓弥くんとの登校時間は、特に話が盛り上がることもなくそのまま学校に着いた
教室に入ると、いつも通りに穂乃との会話が始まる
穂「おはよーA」
「おはよ」
穂「どうだったの?佑亮くんとふたりきりの生活は!」
穂乃には一応このことを話していた
「別に、どうってことないよ。普通普通」
穂「なんだーつまんない。なんかよからぬ事をしてるのかと思った」
「してるわけないじゃん笑」
穂「なんだよ」
穂乃はおもしろそうに話しているが、あいにく私はそんな気分でもない
もう二度とあの生活には戻れないんだから。
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お昼になって
いつもなら屋上で食べるはずだけど、もうそんなことも出来なくて
「あたし、今日から教室で食べることにした!」
穂「え!?なんで?」
「だって…もうそろそろ寒くなってきたし、屋上で食べるのは厳しいかなぁって思って!穂乃行ってきなよ」
私の都合に穂乃を巻き込むわけにもいかず、私はひとりになってもいいから、穂乃にはなにも考えてほしくなかった
穂「Aが行かないなら私もここで食べる!」
「でも、、、いいの?」
穂「うん!佑亮くん達には悪いけど、Aと一緒にいる方が楽しいし、私がそうしたいから」
こんな私でもいい友達ができるもんだなと、心底感動してしまった
「ありがとね」
穂「うん!」
屋上で待っていられても困るから、拓弥くんにLINEを入れた
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さーちゃんまん(プロフ) - NaaMさん» はい!!! (2018年11月11日 17時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
NaaM(プロフ) - さーちゃんまんさん» ありがとうございます!もう少しで完結しますので、もう少々お付き合いください!! (2018年11月11日 13時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - もどかしい…。でも面白い笑 (2018年11月11日 0時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すまいる。 | 作成日時:2018年10月24日 17時