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ある日の放課後、
帰る前に職員室に用があった私は、教室に拓弥を待たせて用事を済ませに行った
数分くらいで用を終え教室に向かおうとすると、階段に座って俯いてる女の子を見つけた
近付くにつれて鼻をすするような音が聞こえたため、きっと泣いているのだろう
通り過ぎようとした時に、その子が顔を少し上げた
ちらっと見たら、それは、叶ちゃんだった。
「、、、叶ちゃん?」
びっくりして思わず声をかけると、軽くお辞儀をした彼女
一応知り合いだし放ってはおけないと思い、話を聞いてみることにした
「どうしたの?」
叶「いえ…、なんでもないです」
「なんでもないわけないでしょ。話してみて?」
強引に隣に座って話を引き出す私
「いじめられたりでもしたの?」
そう言うと、はっきりと首を横に振る叶ちゃん
「じゃあ、どうしたの?」
叶「佑亮先輩に、、、フラれたんです」
その言葉を聞いた瞬間、ズキっと心臓を突かれるような痛みが走った
「え…?」
叶「私、佑亮先輩のことが好きで…ずっとアピールしてたんですけど、全然ダメで、、、」
分かってはいたけど、やっぱり佑亮のことが好きだったんだ。。。
叶「さっき、思い切って告白したんですけど…」
「、、、うん」
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さーちゃんまん(プロフ) - NaaMさん» はい!!! (2018年11月11日 17時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
NaaM(プロフ) - さーちゃんまんさん» ありがとうございます!もう少しで完結しますので、もう少々お付き合いください!! (2018年11月11日 13時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - もどかしい…。でも面白い笑 (2018年11月11日 0時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すまいる。 | 作成日時:2018年10月24日 17時