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拓「ちょっとってなんだよ。浮気だって誰でもするわけじゃねぇんだよお前と一緒にすんな。それに佑亮はお前の欲を満たすために付き合ったんじゃない。本当に好きだったから一緒になったんだよ。そんな佑亮の気持ちを踏みにじって傷付けた奴には罪があんだ。早く謝れよ」
佑「拓弥、、、もういいよ」
拓「よくねぇよ!お前悔しくねーのか?」
『ずいぶんお熱い友情だこと。拍手したくなるわ』
なんでこいつこの期に及んで余裕の笑みを浮かべてやがる?
『佑亮はもういらない。捨てるわ。今度はそうねぇ〜、あのイケメン達の誰を選ぼうかなぁ。。。あ!拓弥くんなんかどう?』
拓「お前いい加減にしろよ。佑亮はもういらないって、捨てるってなんだよ。人を物みたいに扱うんじゃねーよ。それにあいつらにも手出すな。今度はこれだけじゃ済まさねーぞ。あと、俺はお前みたいなクズで汚い女興味ねぇんだよ。こっちから願い下げだ」
そう言ったら、女はやられたようでひどく歪んだ顔をしていた
拓「佑亮、お前こいつを捨てろ」
佑「え?」
拓「この女がお前を捨てるんじゃなくて、お前がこの女を捨てるんだ。このままじゃ悔しいだろ。最後に全部捨ててやれ」
佑亮は少し困った顔をしたあと溢れた涙を拭って、俺に強く頷いた
佑「僕は、、、お前を捨てる」
女の目をしっかり見て力強くそう言った佑亮は、どこか吹っ切れた表情をしていた
『なっ、、!』
拓「そういうことだから。お前もう二度と俺たちに近づくな」
最後にトドメをさすと、女は悔しそうな顔をして去っていこうとした
拓「おい待てよ。お前佑亮に謝れ」
佑「もういいって、、」
『、、、、、ごめんなさい』
小さい声でもはっきりと聞こえたその言葉を残して、女は屋上から姿を消した
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さーちゃんまん(プロフ) - NaaMさん» はい!!! (2018年11月11日 17時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
NaaM(プロフ) - さーちゃんまんさん» ありがとうございます!もう少しで完結しますので、もう少々お付き合いください!! (2018年11月11日 13時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - もどかしい…。でも面白い笑 (2018年11月11日 0時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すまいる。 | 作成日時:2018年10月24日 17時