揺れる恋心 3 (ページ40)

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『なに？話って』

佑「あのさ…、この前安優香が他の男と一緒にいる所を見ちゃったんだ」

『え、、、』

佑「浮気…とかじゃないよね？手とか繋いでたけど、、、なにか事情があるんでしょ？」

『、、、、ふふ』

その時、女の笑った声が聞こえた

『ほんっとに佑亮ってお人好しだよね。面白い』

佑「え…」

『浮気、してるよ？事情なんかなにもない。あーあ、見られちゃったかぁ』

あの女、、やっぱり、、、

佑「なんで…」

『なんでって、もともと佑亮のこと好きじゃなかったから。1年にイケメンが入ってきたって聞いて見に行ったらあなたを見つけて、あの7人の中で1番気に入ってね。隣にイケメンを置いとけば私も鼻が高いでしょ？だから告白したの』

なんだそれ、、、ひどいだろ

俺は居ても立っても居られなくなって、ドアを勢いよく開けて女の前に向かった

拓「おい！お前ふざけんなよ。自分が何言ってるのか分かってんのか」

『あれ、拓弥くん聞いてたの？タチ悪いね』

拓「お前に言われたくねぇよ。浮気した挙句に佑亮を利用したとかふざけんな、何様のつもりだよ。謝れ」

『どうして？佑亮と一緒にいて損はなかったわ。私もそれなりに好きだったし、ちょっと浮気しちゃっただけじゃない。一度の浮気くらい誰でもするわ』

こいつ…腐ってる。

佑亮はというと、情けなくも、静かに泣いていた

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