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佑「熱また上がってきたかな…。ごめん、もう出ていいよ。本当に移っちゃう」
そう言って彼は布団にもぐり直して私に背を向けた
唖然とした自分を我に返らせて、
「お大事に、、、」
聞こえるか聞こえないかの音量で呟いて部屋を飛び出した
途端に、涙が溢れ出る
私は大馬鹿だ。
勝手に噂を信じて何も罪のないあの子と佑亮にひどい嫌悪感を抱いていた
違う、と佑亮に否定されればコロっと立ち直って
弱みに付け込んでこのまま彼と関係を修復できたらなんて…。
それに佑亮からというものの、キスされるかもしれないという思考回路にまんまと従ってしまいあわよくば本当に唇が重なったらいいと。
拓弥がいることを完全に忘れていた
私は拓弥のことが好きなのに。
それに偽りはない。
でも心の中に佑亮がまだいることも事実だ
その行為を自ら止めて私を部屋から出て行かせた佑亮は正しいと思う
佑亮より私の方がずるい。
よっぽど悪だ。
それを棚に上げて片隅にあった欲望を優先させるなんて…ひどい女だ
それ以降、元に戻りつつあると思った佑亮との関係は良好になることはなく
私たちの関係に亀裂は入ったままだった。
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さーちゃんまん(プロフ) - NaaMさん» はい！！！ (2018年11月11日 17時) (
レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
NaaM(プロフ) - さーちゃんまんさん» ありがとうございます！もう少しで完結しますので、もう少々お付き合いください！！ (2018年11月11日 13時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - もどかしい…。でも面白い笑 (2018年11月11日 0時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2018年10月24日 17時
