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佑「そのハンカチは、その子が僕の目の前で怪我しちゃって、応急処置をしたときに貸しただけだよ」
え、嘘でしょ、、、
それだけ？
「でも、あの子に私のこと話したでしょ？兄弟になったっていう…」
佑「ああ。あれはその子を家まで送ってるときに、Aとのことを聞かれたから話しただけ」
「送ったの？」
佑「だって怪我した女の子を放っておけないでしょ」
放っておけばよかったのに。
絶対あの子は佑亮のこと好きだよ。
「そうだったんだ…」
佑「もしかしてだけど、嫉妬してくれてた？」
「え！？」
佑「いや、なんとなく…」
まさか佑亮からそんなこと言われるだなんて思わなくて、びっくりするほどの声が出た
佑「僕は、彼女なんて作らないよ…」
「、、、どうして？」
佑「だってまだ、、、Aのことが…」
そう言って佑亮の手が私の後頭部に伸びた
だんだん引き寄せられる佑亮の顔に、このままキスされるんじゃないかと錯覚した
されてもいいかも…、そう思った
拒否できないのは、どこかで、佑亮をまだ…
次第に目を瞑ると、佑亮の息遣いを間近で感じる
もうすぐ、、、
そう思った時、佑亮の手が私の肩を押した
佑「ごめん…Aには拓弥がいるもんね。ごめん」
私も忘れかけていた。
私には、拓弥がいること。
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さーちゃんまん(プロフ) - NaaMさん» はい！！！ (2018年11月11日 17時) (
レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
NaaM(プロフ) - さーちゃんまんさん» ありがとうございます！もう少しで完結しますので、もう少々お付き合いください！！ (2018年11月11日 13時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - もどかしい…。でも面白い笑 (2018年11月11日 0時) (レス) id: f959b6caa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2018年10月24日 17時
