サディスティックラブ～Side Story～ 4 (ページ47)

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拓「コーヒー」

「はい！」

見回りを終えたあと青石にコーヒーを持ってくるように伝えて、社長室の椅子に腰を下ろした。

あ～まじ疲れた。

一応ニコニコしといたけど、無理して笑うのも大変だな。

「お待たせしました」

拓「サンキュ」

コーヒーを受け取って一口飲むと、じわーっと体に染み渡って疲れが取れるような気がした。

拓「そういえば、なんか福田のとこにも研修生いたんだよ」

「あ…そうなんですよね」

拓「秘書課も研修生取るんだな」

「みたいですね…」

拓「明日はうちに来るんだって？その研修生」

「あ～…そうらしいですね」

拓「めんどくせぇな」

ん？

あんまりこいつノリ気じゃない？

いつもなら張り切ってそうなのに。

…まぁいいかそんなの。

はっきりしない返事を続ける青石にちょっとした違和感を持ちながらも、まだ冷える体を温めるようにコーヒーを流し入れた。

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