サディスティックラブ～Side Story～ 4 (ページ13)

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それに対して青石も分かりやすく恥ずかしがって、一気に酒を飲み干したのち、顔を下に背けていた

それが狂いそうなほど愛おしくて、俺の理性は簡単に崩れ落ちた

感情のままに青石の肩をグイッと向けて俺と向かい合うようにすれば、下からすくい上げるように唇を重ねる

熱を帯びるお互いの唇が数秒ほど合わさると、俺はゆっくりと顔を離した

拓「お前がそんなこと思ってたなんて知らなかった」

「え…」

拓「こんな思いするのは、俺だけだと思ってたから」

俺が一番びっくりだな

こんな風になるだなんて。

でも…

もう限界だ。

拓「もう…いいよな？」

「…え？」

拓「我慢できねぇ…」

とろんとした彼女の瞳が、より俺の熱を熱くしていく

それに従うように

さっきとは比べものにならないくらい、貪るような口付けを交わす

そのまま青石をゆっくり床に押し倒すと、角度を変えながら舌を絡ませて夢中でお互いを求めた

しばらく経ったあと

床だと体痛いだろうなぁと咄嗟に思い、突然唇を離して青石をお姫様抱っこのように抱えた

「なんですか！？」

拓「ベッド」

それだけ言えば、これから何をするのかさすがのこいつも分かるだろう

せっせと寝室に連れて行けば、ベッドに優しく下ろして俺もその上に跨った

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