どっきゅん特急

3.幼馴染 ページ3

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幼馴染である稜雅と、たわいのない話をしながら



二人で学校から帰っていた



「あれはないよね〜笑」



稜「だよな！あれはありえないだろー」



「うん笑、、、わっ！！！！」



話に夢中になっていると、


石につまずいて転んでしまった



稜「おい大丈夫かよ」



「大丈夫大丈夫、、、」



とは言いつつも、膝からは血が出ていた



稜「全然大丈夫じゃないだろ。ったく……乗れよ」



そう言って私の前に背を向けてしゃがむ稜雅



「なに！？いいよおんぶなんて！わたし重いし」



稜「そんなのわかってるから早く乗れよいいから」



あまりの頑固さに、おんぶしてもらうことにした



稜「久しぶりじゃね？おんぶとか」



「小さい時にやってもらって以来じゃない？」



稜「だよな。懐かしいな」



「ね！あの時わたしのこと好きだったよね稜雅」



稜「は？！おまっ！え？！なに言ってんだよ！！」



「好きだったじゃん」



稜「いやぁー、、あんのぉ、、、ね、」



「なにその反応、笑」



稜「おっお前が変なこと言うからだろ！」



「ああーあんときは嬉しかったのにー、今はこんなになっちゃって」



稜「………今も好きだっつーの、、、」



ぼそっと呟いたその言葉を私は聞き逃さなかった



「、、え！？なに！？もう一回言って！！」



稜「はっ？！…言わねーよバーカ」



「なんでよ言ってよ！」



稜「うわっ！、お前蹴るなよ！いてっ！！」




そんな私たちが付き合うことになるのは、まだちょっと先のはなし


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