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あれから数日後
俺にはもうこれしか残っていないと考えが行き着き、父親にあの日の答えを伝えるためリビングへ来た
拓「あの…会社のことだけど」
父「おお。考えたか」
拓「うん」
テーブルで酒を飲んでる父親と、テレビを見ている母親
両親ともにそろってこんなことを言うと、さぞかし喜ぶんだろうな
拓「会社…継ぐことにした」
父「そうか！良かった！」
母「本当に？良かったじゃない！あなた」
父「おう」
案の定、2人して大喜びで笑顔を浮かべていた
でも俺の心の中はそんなに明るくなくて、正直諦めという名の“逃げ”なんだよな…
逃げる先が会社の社長だなんて周りからしてみれば、生意気だと思われるかもしれない
でも俺からしてみれば、好きなことをやっている奴らの方が羨ましいんだ
父「じゃあさっそく会社にも伝えるよ！卒業したらすぐに手続きもやらなきゃいけないから、そのつもりでいなさい」
拓「分かった」
父「よく決断したな」
母「頑張りなさいね、拓弥！」
拓「…うん」
心の中では両親のことをあまりよく思っていないが、
いざ目の前にすると2人に強く言うことも、本心を伝えることもできない
やっぱり俺って…度胸ないんだな
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すまいる。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！！さっそくそう言っていただけて嬉しいです泣。 (2019年6月23日 22時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - もう最高です。ありがとうございます！！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: 2aba756c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年6月23日 19時
