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拓「…就職先決まるまでバイトする」
父「就職浪人ってやつか」
拓「おん…」
父「お前それでいいのか」
…いいわけねぇだろ
何回も同じこと言われて、、
俺だって分かってんだよ
でも他に何があるっていうんだよ
これしかないだろ
拓「…別にいいよ」
父「はぁ…」
これで他人のため息を聞くのは何回目だろうか
俺に対してのため息をつかれると、どれだけ俺がクズな人間なのかを思い知らされる
分かってんだよ…何もかも
父「最後の質問だ」
拓「…」
父「俺の会社に入る気は少しもないのか？」
もうしつこいくらい聞いたこの言葉
俺が高校生の時から言われてたから、たぶん1万回は言われてるんじゃないかな
これを聞くたびに、いい加減にしろと苦痛な気持ちになっていたが
今となってはそんなことすら感じなくなった
拓「でも…社長候補決まってんじゃねーの？」
父「決まってるが、お前がやってくれるならお前に任せたいんだ」
暗闇を彷徨っていた俺に、一筋の光が差し込んだような気がした
親父の会社に入るのがあんなに嫌だったのに、何も将来がない今の俺にとっては救いの手だった
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すまいる。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！！さっそくそう言っていただけて嬉しいです泣。 (2019年6月23日 22時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - もう最高です。ありがとうございます！！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: 2aba756c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年6月23日 19時
