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〜To-i Side〜
大学の帰り道
バイトがない今日は、久しぶりに浴びるほど酒が飲みたくなった
友達に飲みに行こうと誘っても、みんな今日は予定があるからとことごとく断られてしまい
1人寂しくコンビニに寄って、ひたすら酒をカゴに放り込む
そんな時にふと思い出したAの存在
引っ越した当初からずっとお隣さん同士で、異性だけど同い年だし必然的に仲良くなった女友達
お互いの部屋に入って晩酌をしたりする仲までにもなって、俺らには完全に友情しかないんだろうなぁとしみじみ思う
きっとあいつも誘えば呑んでくれるだろうと企み、いつもより多めに酒を買ってマンションへ帰った
自分の部屋にも行かずそのまま彼女の家のチャイムを押すと、
「はーい」
と中から可愛らしい声が聞こえてきた
柊「よっ」
「柊生！？どうしたの？」
柊「酒、買いすぎちゃったから一緒に飲もうぜ」
Aと一緒に飲むための口実をさらっと言ってしまうあたり、俺って可哀想な人間なんだなぁと思い知らされる
柊「晩飯まだだろ？」
「まだだけど」
部屋へ入れてもらうと、帰ってきたばかりなのか鞄とジャケットが乱雑に置いてあった
でもそれはこいつが仕事を頑張ってきている証拠だということは、誰よりも俺が1番よく分かっている
「じゃあなんか適当におつまみ作るわ」
柊「さすが！」
慣れたようにリビングへ座って、買ってきた酒を並べる
そこから見えるキッチンで料理をしているAを見ると、新婚のような風景に感じて、久しぶりに自分が気持ち悪いと思った
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すまいる。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！！さっそくそう言っていただけて嬉しいです泣。 (2019年6月23日 22時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - もう最高です。ありがとうございます！！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: 2aba756c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年6月23日 19時
