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拓「…そういえば、副社長になられるんですよね？」
匠「…あぁ、そうみたいですね」
他人事のように話すこいつは、もうなに事もやる気が無いように見えた
確かに父親がこんな目に合って、自分が副社長に就任できればはい終わりだなんて馬鹿な話だよな
こいつの気持ちもわかるわ
匠「…もういいですか？」
拓「え？」
匠「面会時間終わるので…」
拓「あぁ、はい。すみません」
怪訝そうにそう言ったこいつに従って、俺は病室から出て行くことにした
お邪魔しました、と挨拶すると
軽く頭を下げてくれた彼を、俺はいつしか受け入れるようになっていた
いや…
受け入れざるを得なかったのかもしれない
だって
こんなことになったのは俺の責任だから
俺が誠意を見せていくしかないと
いつしか思考回路が変わっていった
それから俺は、定期的にお見舞いに行くようになり
償いといったら簡単だが、一刻も早く目を覚ますことを祈ることしかできなかった
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すまいる。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！！さっそくそう言っていただけて嬉しいです泣。 (2019年6月23日 22時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - もう最高です。ありがとうございます！！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: 2aba756c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年6月23日 19時
