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戸惑いを隠せないまま掴まれた胸倉部分の服を直せば、そいつは周りの人たちに落ち着けと言われながらどこかへ連れていかれた
何も言葉が出ずにその場で立ち尽くしていると
『大丈夫。君のせいではないから』
と肩に手を置かれて、知らない大人に言われた
拓「…」
その言葉に静かに頷くと、もう一度ICUの中にいるその人に視線を移した
あいつの言ってることが正しくて、本当に俺のせいでこんな事になっているのなら
今のまま社長を継いでいいのか不安になる
そもそも人を死に追いやっといて、平然と振る舞うなんて無理な話だ
父「そろそろ行くか。拓弥」
拓「…うん」
このまま俺がここにいても仕方ないし、周りにいる人たちに軽い会釈をして親父とともに病院を後にした
タクシーで自宅まで帰ってる間、俺はどことなく上の空で、流れる景色を目で追うこともなく一点を見つめていた
拓「…ねぇ、俺のせいなのかな…」
父「え？」
拓「俺が社長になるって言わなかったら、こんな事にならなかったんだろ？」
言わずにはいられなかった言葉を、やり場のない気持ちとともに親父にぶつけた
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すまいる。(プロフ) - まいさん» ありがとうございます！！さっそくそう言っていただけて嬉しいです泣。 (2019年6月23日 22時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - もう最高です。ありがとうございます！！ (2019年6月23日 19時) (レス) id: 2aba756c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年6月23日 19時
