サディスティックラブ 7

341 ページ41

.
.







匠「あと、今までのこと…本当に申し訳なかった。特に、村田くんと青石さん…」






「いえ、全然大丈夫です」





祐「はい。もう大丈夫ですから」





匠「辛い思いさせて、ごめん」





軽く頭を下げた副社長を、慌てて2人で止める





祐「ちょっとやめてください！ほんとに大丈夫ですから」





「もう気にしないでください」





匠「…うん」






ああ、、よかった



なんとかやり直せそうな気がして、心がホッとするばかりだった






匠「福田にも気を使わせるようなことをさせてしまって、悪かった」






佑「いえ！私は全然…」





副社長がみんなに謝罪をいれていくが、やっぱり1番辛い思いしてたのは副社長本人なのかなぁと心底から思った






匠「…社長も」





拓「俺？」





匠「今まで、申し訳ありませんでした」





拓「俺は大丈夫だ。お前に比べたらな」





社長は微笑んで副社長の肩をトンっと叩いた





匠「あと、いつも父さんのお見舞いに来てくれてたことも、今となっては…感謝します」





拓「ここで言わなくていいだろそれ」





その話は知らなかったけど、社長は社長なりに償っていくつもりだったのだろう








.
.

342→←340

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す