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祐「Aが移動してから、隣のデスクに誰もいなくて…仕事もあまり楽しくなかったけど。でも…自分が提出した企画がどんどん通るようになったんだ。世界が変わったように」
私も、それを小耳に挟んだ時はすごく嬉しかったことを思い出した
今となっては、懐かしいとさえ思う
祐「その時思ったんだ。あぁ、俺必要とされてるんだなぁって。初めて会社に居心地を感じた」
企画課で私と共に仕事をしている時から、祐基がそんな悩みを抱えていたなんて知らなかった
彼の言葉を聞けば聞くほど、自分が最低だと深く実感する
祐「そしたら、今度は大きなプロジェクトを任せてもらえるようになって。自分の企画が採用された時は、すごい幸せだった。Aも喜んでくれたしね」
私の方を見て軽く微笑んだ祐基を見たら、無理して笑ってるようにしか見えなくて
潰れてしまうんじゃないかと思うほど心が締め付けられた
祐「…でも、俺がミスしたせいであんなことになっちゃって。Aにも、社長にも…みんなに迷惑をかけた」
「…祐基」
祐「Aはさ、社長が俺にひどいこと言ったって言ってくれたけど…俺はそんなこと思ってないよ。あんなに言われて当然だし、社長は正しかった。今になって気付くけど」
“社長は正しい”
そう言える祐基はとても強い
でも私は…そんなこと一瞬でも思えなかった
祐「副社長に助けてもらって企画課に戻れたけど、やっぱりずっと居心地が悪くて。。。ミスしてから会社がトラウマで…、自分が狂ったかのようにおかしくてさ。周りがコソコソ話してたら自分の悪口言ってんじゃないかとか、俺が歩いてて社員の人とすれ違うとみんな俺のこと冷たい目で見てるんじゃないかとか…。周りの人間誰も信じられなくて。敏感になりすぎてたんだ」
話しながら静かに涙を流した祐基
彼が背負った苦しみが直に伝わって、私も耐えられなかった
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すまいる。(プロフ) - kさん» 読者の方に気になってもらえるようにわざとそういった書き方をしてます！ごめんなさい！！もうすぐで完結ですのでぜひお付き合いください！ (2019年6月1日 15時) (
レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - いつもいつも気になる所で切るので本当に更新を毎日楽しみにしてます！ (2019年5月31日 23時) (レス) id: 3b3661482e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる。(プロフ) - ちはなぶるさん» ありがとうございます！！出来るだけ毎日更新できるように頑張ります！！！ (2019年5月22日 0時) (レス) id: 95a3eb5cce (このIDを非表示/違反報告)
ちはなぶる(プロフ) - 更新が楽しみすぎますっ!!! めちゃくちゃ待ってます!!!!! (2019年5月21日 20時) (レス) id: 25c2c2a0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまいる。 | 作成日時：2019年5月19日 18時
