サディスティックラブ 7

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拓「そして俺が村田と青石をクビにすることも想定内だったんだろ。俺と青石が険悪になることも」






匠「……」






拓「思い通りに事が運んだお前は、自分が責任を取ると言って村田を企画課に戻して青石を自分の秘書にした。クビにして俺から青石を完全に引き離すよりも、同じ会社にいれば俺もこいつも苦しむと思ったんだろ」






「……」






拓「そして最後に、お前は村田に転勤を勧めた」





「え？」





祐「…」





拓「俺と青石の関係を崩したあと、会社からこいつらを追い出せば俺が絶望的になると思ったお前は村田に転勤話を持ちかけた。そうだろ村田」





祐「…はい」





拓「村田が会社に居づらさを感じていたことを気付いてたお前は、名古屋の子会社に推薦してあげるからと言って転勤を勧めた。青石も誘えと言って」






匠「……」






拓「そしてお前は村田が青石に好意を持ってることを知って、色んなデタラメを言って村田をその気にさせた。俺と青石が通っていたバーを教えたのもお前だな」





そうだったんだ…


やっぱり偶然じゃないよね…あのバー




なんか話が進みすぎて整理ができず、頭はパニックに陥っていた






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