サディスティックラブ 7

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「確かに…社長は祐基に対して最低なことをしたし、私も散々ひどいこと言われてきた」





祐「…」





「あんなことがあってからは会社じゃ気まずいし、居づらいし…嫌な思いもたくさんした。それは分かってる。だから、正直私も転勤迷ってて…祐基に誘われた時、ちょっと嬉しかったんだ…」





祐「…うん」






「どうすることが自分にとって1番幸せなんだろうって本気で悩んだ。転勤して新しい会社なら、今までみたいな居づらさはないし、きっと新しい友達とかも出来て楽しいかもしれない。だけど…」






祐「…」





「だけど…私にとって1番辛いのは…社長の側にいられないことだった」





無意識に溢れ出す涙は、もう止められない


ひたすら流れる涙に、祐基は少し驚いていたようだった






「どんなにひどいことされても…私は社長の側にいたい。もう話せなくても、もう2度と関係が戻らなくても、それでもいい。それでも…私は社長と一緒にいたいの…」





バカみたい、、、



社長と関係が修復することなんてありえないのに、それでも近くにいたいだなんて、、、



分かってる、、、分かってるよ






でも私には…

草川社長しかいなかった








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