サディスティックラブ 4 (ページ10)

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グチグチ文句を言いながらも、割と集中して仕事をしてる柊生

きっと根は真面目なんだろうな

時々わからないところは聞いてきたり、やり終えた資料の確認をしたりしてると

後輩を持ったような気分になる

こんな日があっても悪くないな、と思った瞬間だった

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柊「あ～腹減った」

「お昼だね。どこで食べるの？」

柊「Aがここでいいなら、ここで食う」

「さっきの会議室みたいなところで食べなきゃいけないんじゃないの？」

柊「だってあそこほとんど知ってる奴いねーし、つまんねーんだもん」

「まぁ…柊生がいいならいいけど」

柊「おっしゃ」

私もいつも1人で食べてるから寂しいし、研修生と一緒に食べたって問題ないよね

2人でお弁当を広げて昨日と同じように軽く談笑をしながら、お昼を過ごした

そして午後の始業チャイムが鳴り、さっきとは打って変わって仕事モードになる私と柊生

すると突然秘書室の電話が鳴った

「はい、秘書室です」

拓「俺だ。ちょっとこっち来い」

「はい…」

いきなりかかってきた草川社長からの電話

声だけしか聞いてないけど、怒ってるようなトーンだった気がした

その瞬間、鳥肌がゾワっと立つ

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