サディスティックラブ 4 (ページ9)

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「じゃあこのパソコン使って」

私の向かいのデスクが空いており、そこへ柊生を座らせてPCを起動させた

柊「なんか変な感じだな、Aと仕事するなんて」

「あんたがそうしたんでしょ！」

柊「おいおいそんな大きい声出していいのか？彼氏さんに聞こえるぞ～」

「うるさいなぁ。あと彼氏さんって言うのやめてよね」

柊「だってほんとのことじゃん」

「…そうだけど、そうじゃないの」

柊「は？」

「いっ…いいから！はい、これ今日の仕事」

柊生の余計な一言ばかりに苛立った私は、昨日言ったように仕事量をめちゃめちゃ増やした

柊「は！？なにこれ」

「今日やるやつ」

柊「いや無理だろ。研修生にどんだけ仕事させるんだよ」

「あんたが私で遊ぶからいけないんだからね。ちゃんと終わらせなさいよ」

柊「うそだろ…」

「はい、つべこべ言わずにやる」

膨大な資料の山を見て、柊生は眉間に皺を寄せて嫌そうな表情を浮かべていた

まぁ、いい気味だけど

「資料の作成は昨日教わったでしょ。その通りにやればいいから。あとできたら必ず私に見せてね」

柊「はーい…」

相当嫌だったのかさっきまでの覇気がなくなる柊生

まぁやりきれるわけないし、定時になったら帰らせるけど…

戒めのためにその気にさせとかないと。

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