サディスティックラブ 4 (ページ26)

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私がいなくなってからまともに会ったり話したりする機会がなかったけど、

祐基…そんなところまでいってたんだ

すごいな、、、

拓「だから村田に代表として担当してもらうことになった」

「そうですか」

拓「2ヶ月くらいはプロジェクトでもちきりになるだろうから、一応把握しとけ」

「はい」

朝一からそんな話をされると、どうも祐基のことで頭がいっぱいになる

つい最近まで柊生のことがあったばっかりなのに。

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定時を過ぎると、草川社長が帰られてから私も会社を出る

あったかくなってきた気温に助けられながらも自宅の近くまで着くと、マンションの前に人影が見えた

不審者だったらどうしよう…

不安に駆られながらも、警戒して真っ先にエントランスに入ろうとすると

『A！』

私の名前を呼ぶ声がした

恐怖心があったもんだから怖くて恐る恐る声がした方を向くと

「祐基！？なにしてんの！」

祐「ちょっと話したいことがあって」

まさかの祐基が立っていた

暗い中待ってたから怖かったのか、顔が強張っていて泣きそうになっていた

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