サディスティックラブ 4 (ページ12)

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「隠してて…すみませんでした」

軽く頭を下げて、謝りの言葉を述べる

もう私にできることはこれくらいしかないから

拓「頭上げろ。別に謝らなくていい」

「…」

拓「楽しそうな話し声が聞こえたから疑問に思っただけだ」

「…はい」

拓「でも」

草川社長がそう言うと、ゆっくり椅子から立ち上がった

そして一歩ずつ私の方に近づいてきた

その反動で、私も後ろに後ずさりする

でも… なに？

そのまま私は壁に当たってしまい、逃げ場をなくした

それに草川社長がどんどん近づいてくる

次第に私の目の前に着くや否や、社長は壁に手をついて完全に壁ドン状態になった

「な…なんですか」

拓「あんまり俺の前で仲良くするな。腹立つから」

「え…」

そしてソフトに口づけをされ、だんだん深くなっていった

しばらくして唇が離されると、なにも言わずにデスクの方に向かおうとする社長

拓「…俺、お前が思ってる以上にお前に惚れてるから。。。それだけは覚えとけ」

「社長…」

草川社長が目を合わせずにそう言ったから、きっと照れてるんだろう

私も当然に照れてしまって、下を向くことしかできなかった

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