＊beautiful chaser＊music story film

No.3 ページ3

痛そう…


どうしちゃったんだよこの傷…






傷を消毒しながら俺はそんなことを思う








佑亮「ﾌｧｧ…

よくねた…」





あ、ユースケ起きた

それに続きみんなも






拓弥「カイその子は？」





海「倒れてた」





晃一「え？
ほんまか？」







そんな会話をしていると女の子が起きた







？「ﾝﾝ…
ここ…どこ？」





海「ここは超特急探偵事務所だよ
君、走ってきてこの事務所にはいって倒れてた。」




？「そうえば…」




祐基「名前なんていうの？」




？「A…」









Aってどこかで聞いたことあるような…









海「…あ！！！！！」





太陽「カイどないした？」






海「Aって…
俺らの幼なじみじゃない？
ほら…」








そう言って俺は飾ってあった写真を持つ








貴方「その写真は…」





稜雅「！！！
Aなの…？」




海「10年前一緒にいた俺らだよ
コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシ」





貴方「あの時の…！！」




佑亮「やっと…会えたね…」




祐基「でも…
10年もたってるのに見た目全然変わってないよね？」






確かにそうだ

この写真とほとんど変わってない






貴方「私ね、追われてるの」




晃一「追われてるって…？」




貴方「この傷はその人達にやられた
見た目が変わってないのはその人達のせい、

簡単にいうと…名探偵コ○ンみたいな？｣






は…？

実際そんなことあるのかよ






貴方「転校したあと親が借金残して死んでね
で、私はその借金取りに捕まっちゃってさ

その人達はなんか変な実験とかやってて
その実験体に私が使われちゃって
体が大きくならなかったってわけ」






海「今その人達は？」





貴方「わからない。
だけどいつかはまた私のこと追いかけてくるはず」





稜雅「Aはこれからどうするの？」





貴方「もう出る。
いつまでもここにいたらみんなも襲われちゃう。」





海「…ろよ」





太陽「どうしたカイ？」








海「いろよここに
守ってやる」

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