お騒がせなことで。2 ページ39
．
TH「ユジン、」
YJ「…」
キムテヒョンから下に着いたとのメッセージが来たため、ジミナがとりあえず下まで迎えに行き、家に着いた途端これよ。
TH「子供達も寝てるし、もうこんな時間だしひとの家転がり込んで迷惑だろ。」
とりあえずここを出よう、なんて。
キムテヒョンの割には、まともなことを言っていると思う。
『まあ、落ち着いて。キムテヒョン、お腹空いてる？ジミナが夜遅いって聞いてジミナのご飯まだなんだけど食べていく？』
TH「いや、でも…」
『どーせユジン、あんたも何も食べてないんでしょ？』
YJ「……」
コクっと頷くユジンを見てクスッと笑う私。
そんな私を見たジミナが下を向き額を触りながらニヤニヤとし始めた。
なんだか、園児をあやしてる気分だ。
ジミナもきっと同じ気持ちだろう。
とりあえず座ってて、と2人を座らせ
私はキッチンへ、そしてジミナも私の後にくっつきキッチンへと来た。
JM「A、2人の扱いうまいね。」
伊達に保育士やってたわけじゃないんでね、なんて笑うと、流石だね。と言って私の口に軽くキスを落とした。
テーブルの方へと視線を向けると、お互い下を向いてだんまり。
『今日明日のためにって多めに作っといてよかった〜(笑)』
JM「ありがとね、僕これ運ぶよ」
『ジミナも仕事終わりなんだから座ってて、私やる』
JM「ううん、僕1人あそこに座るの流石に気まずいでしょ(笑)」
『んふ、それもそっか(笑)』
じゃあこれもお願い、なんてジミナの言葉に甘え、
私達も席につく。
TH「Aちゃ、」
『いいから食べる。話はその後。』
TH「……うん、ごめんね」
申し訳なさそうに、いただきますと手を合わせるキムテヒョンに続いて、隣のユジンも手を合わせた。
『ジミナ、野菜は？』
JM「ん？」
『食べなさい』
JM「…うん、食べるよ」
私はもう子供達と食事を済ませたため、隣で食べるジミナを見つめる。
そんな私たちを見てか、ユジンは口を開いた。
YJ「…こうやって、一緒にご飯食べたかっただけなの。」
TH「……」
YJ「最近テテ遅いからさ。今日は一緒に食べれるんじゃないかなって。」
だけど、全然帰って来なくて、
帰ってきたと思ったら、夜遅くて
その頃には張り切って作った料理も全部冷めちゃって。
ユジンは涙ぐみながら心の内を話しだした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5084人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いと(プロフ) - すごく面白くて終始にやけながら読ませていただきました！素敵なお話をありがとうございました❤ (2023年1月18日 1時) (
レス) @page50 id: 67ae1a4712 (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - ochonokoさん» 続の続！！！面白そうですね！！一つ候補に入れておきます！！！！ありがとうございます😭😭😭😭 (2022年2月5日 12時) (レス) id: f38870ceaa (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ソアさん» うわー( *´꒳`* )親切にありがとうございます(泣)気になってたから良かったです！😊 (2022年2月5日 12時) (レス) id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
ochonoko(プロフ) - この家族ほんとに大好きです！終わっちゃうの寂しい…ので、もっと日常編？番外編？書いてくれたら嬉しいです！ (2022年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 75b435fb78 (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - くるみさん» わー😭ありがとうございます！そんなこと言ってもらえるなんて😭時間がある時に更新しようとしていたのですが、すっかり忘れてました🥲ご質問に対しての返答なのですが、お話中に書いておきました！！その方がわかりやすいかなと思ったので🥲 (2022年2月5日 9時) (レス) id: bd2c5be051 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソア
| 作成日時：2019年7月24日 12時
