やはり家族 ページ37
ジミナとの買い物も終え、帰りの車の中。
頭に思い浮かぶのは、やはり子供たち。
じいじばあばの言うことちゃんと聞いてるかな
ご飯はちゃんと食べてるかな
ヒョヌはだいぶ大人っぽくなってきたから心配ないだろうけど、サランはまだ幼稚園生。
イヤイヤと駄々こねてじいじばあばのこと困らせてないといいけど…
ちょうど信号で止まった車の中、ジミナは私の顔を覗き込んだ。
JM「A？体調悪い？大丈夫？」
『んー？うん、ちょっと子供たちのことが頭に浮かんだだけ(笑)』
JM「いつも騒がしい子たちがいないの、ほんとに慣れないよね。」
こういうまったりした1日もいい気がするけど寂しい気もするね、なんて笑うジミナの言葉に、私は静かに頷いた。
JM「ん、そうだ。久しぶりに外食する？」
家に帰ってご飯作るのもめんどくさいでしょ、なんていうジミナ。
JM「今日ぐらい、ね？いいでしょ？」
『んー、そうだね。何食べよっか』
JM「場所は任せて。」
そう言って車線変更したジミナ。
どこ行くのかな、なんてワクワク。
そして、着いたのはまさかの。
『ここって…』
JM「僕らがあの日来たレストラン。」
私たちが合コンを抜け出して、2人で来たあの高級レストランだった。
『ははっ、懐かし！』
JM「んふっ、あ、ちょうどあそこの席だね」
ジミナが指差した方に目線を向けると、そこには若いカップルが座っていた。
JM「残念、あそこの席に座ろうと思ったけど。」
その時ちょうど来た店員さんに奥の方の静かな席へと案内された。
JM「何食べる？」
また、あのお酒頼む？なんて悪戯に笑うジミナを軽く叩いて、メニューを開く。
そういえば、あの時はおつまみしか食べてないし、ちゃんとした料理食べるの初めてだな。なんて。
JM「あ、オムライス。サランがいたら真っ先に頼みそうだね」
『ヒョヌがいたらビーフシチューかな？(笑)』
なんて、子供達の大好物にまで目がいく。
JM「ははっ、なんだか僕達、完全に親って感じ」
『親だもん。次はヒョヌとサランも連れて4人で来ようね。』
JM「もちろん。あの子達がこの高級レストランで騒がないか不安だけど。(笑)」
『確かに！(笑)』
やはり、あの子達は私達の生活の一部。
私達が真っ先に思い浮かぶのは、子供達。
大事なのは、やっぱり家族だなって。
なんだかとても愛おしく感じた。
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いと(プロフ) - すごく面白くて終始にやけながら読ませていただきました！素敵なお話をありがとうございました❤ (2023年1月18日 1時) (
レス) @page50 id: 67ae1a4712 (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - ochonokoさん» 続の続！！！面白そうですね！！一つ候補に入れておきます！！！！ありがとうございます😭😭😭😭 (2022年2月5日 12時) (レス) id: f38870ceaa (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ソアさん» うわー( *´꒳`* )親切にありがとうございます(泣)気になってたから良かったです！😊 (2022年2月5日 12時) (レス) id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
ochonoko(プロフ) - この家族ほんとに大好きです！終わっちゃうの寂しい…ので、もっと日常編？番外編？書いてくれたら嬉しいです！ (2022年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 75b435fb78 (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - くるみさん» わー😭ありがとうございます！そんなこと言ってもらえるなんて😭時間がある時に更新しようとしていたのですが、すっかり忘れてました🥲ご質問に対しての返答なのですが、お話中に書いておきました！！その方がわかりやすいかなと思ったので🥲 (2022年2月5日 9時) (レス) id: bd2c5be051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソア
| 作成日時：2019年7月24日 12時
