不死身と鹿が契約しました。ーハズビンホテルー (ページ1)

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ラジオ放送？ページ1

ここは地獄、犯罪者達が集まる場所＿＿そんな所に私もまた住んでいる

「う〜ん…やはり景色を見ながらの紅茶は良いですね」
赤黒い町並みを窓越しに見ながら今日も紅茶をすする。マジで紅茶美味い

ザーッ…ザザッ…！＿＿

「おや？」
突然ラジオが鳴り出す。ここでラジオをやっているのは"あの人"くらいしかいないでしょう

「ふふふ…地味に楽しみにしてるんですよねぇ＿今日は誰が殺されるのやら」
そんな事を思いながらラジオに耳を傾ける

「やぁ！皆様お元気でしたか？」
３日前にエクスターミネーションが起こったばかりだぞ？元気な訳ねぇだろ

「さて！早速ですが今回犠牲になる方は＿＿＿＿」

誰だろう

「不死身の悪魔！Aさんでーす！」

「ブフッｯｯｯ＿！！！どういう事ですか？」
「本当に殺せないのかこの手で確かめてみようと思いまーす！ナハｯ！」

「え？今から来るんですか？」
「勿論です！」

声のする方を見ると細身の全身真っ赤な男が立っていた

「先に名前をうかがっても？」
ｱﾗ「申し遅れました私はアラスターと申します貴方がAでしょう？」

「いかにも…私に何か用でしょうか？」
「用がなきゃこんな古びた屋敷になんて来ませんよ」

全く悪びれる事なく言われた…うざい

「ほう…？貴方に私は殺せないと思いますが？」
「HAHA！口だけですね私に殺せないものなんてありましぇ〜ん」

「随分な言いようですねぇ…良いですよかかって来なさい」
「では遠慮なく〜」

　

ドゴーンｯｯｯ＿＿！

「なんだすぐ死んでしまいました。噂はデマだったようですね」

「いいえ？生きていますよ、貴方手加減したでしょう？」

「HAHA！こりゃビックリ！手加減は確かにしました貴方があまりにも幼く見えたもので」
「……本当に腹が立ちますねあなたは」
「褒め言葉として受け取っておきます」

私が幼く見えるのは事実だ享年が十四だからね。でもクッッッッッソ腹立つ

「ニャハｯ！怒りが丸見えですよ〜？」
「ははは…💢いい加減にしろよ？」

「実に素晴らしいもっと見せて下さい！私は人の嫌がることが大好きなんです」
「趣味が悪いですね。死んで下さい」
「趣味が悪くないとこんな所にいれませんからね」

「いくぞ？💢」
「上等だよ」