塩が好きな砂糖の僕達

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ジミン目線





「離してあげてください」




なんで、あんたがいんだよ





「3秒以内にその汚い手をどかないと、痛い目に遭いますよ」



そう言うと、あいつは

自分を囲んでた3人の男どもを
秒でねじ伏せた





ジミン「まじ…？」





逃げていく男達




真顔で見つめられる俺





「こんな時間に何をしているんですか。出歩くなとPDさんにもうるさく言われていますよね」


ジミン「別に、ただ外の空気吸いに出てきただけだし。関係ねぇだろあんたに」


「それもそうですね。お怪我がないようで良かったです。おやすみなさい」


ジミン「ちょっ」





何故だ俺


おい俺、この前から行動が意味不明だぞ





「なんですか？」


ジミン「お礼…してない…し、まだ」


「何の嫌がらせして下さるんでしょうか？」


ジミン「こいつ…」


「あ、ならば。お礼として手伝っていただきたい事があるのですが」


ジミン「やっぱやめた。助けてとか頼んでないし、そもそも」


「じゃあ、殴れたんですか？逆に」


ジミン「…」


「先程の方達、ジミンさんより明らかに鍛え上げておられましたし、力では叶わなかったかと。まぁジミンさんが頭の回る方でしたら頭脳戦で勝てたかもしれませんが、少々おバカなようなので」


ジミン「分かったから！…なんだよ手伝うから」



馬鹿だな俺は
まんまと負けた

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