塩が好きな砂糖の僕達

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グク目線




テヒョン「えーめんどくさーい」


『まぁそう言うなって(笑)』




先輩のジャケット写真撮影見学か
自分の為にもなるし



俺は行きたいけど
テヒョニヒョンはめんどくさいらしい




『天下のBIGBANG様々でもかぁ？テヒョン(笑)』


テヒョン「行かせていただきます！」


『はいはい(笑)車乗って(笑)』




まさしく誰もが憧れる天下のBIGBANGさん



なかなかこんなチャンスはない






そしてバンに乗り
撮影所に着いた




俺は自分の目を疑った




いや




メンバー全員が自分の目を疑ったと思う





だって





スンリ「ちょっと太ったくない？」


「大丈夫です。最高にイケてますよ」


ヨンベ「食べ過ぎなんだよ〜(笑)」


タプ「A〜早く俺の髪もセットしてよ〜」


「はいはい(笑)」




見たことない


笑顔




少し引きつってるけど




あんな顔するんだ






「ほら寝ないでください」


スンリ「眠い〜」






ナムジュン「…」


ジン「…」


ユンギ「…」


ホソク「…」


ジミン「…」


テヒョン「…」


グク「…」



「意外だろ？(笑)」


ジン「あ、ジヨンさん…」


ジヨン「先輩として後輩のお前達に言っとく」


グク「…？」


ジヨン「Aを泣かさないでくれよ？頼むから。俺達の大切な妹みたいな存在なんだ」


テヒョン「…」





ジヨン「スンリ〜遊ぼ〜暇〜」


「髪の毛だけはぐちゃぐちゃにしないで下さいね」


ジヨン「ぐちゃぐちゃになる予定だからなおして(笑)」


「疲労で倒れたら、ジヨンさんを訴えますね」


ジヨン「えー(笑)」




俺達だって



好きであんな事してるんじゃない




だけど


体の底から"裏切り"と言う言葉が
こびりついて取れない




信じたい



だけどそんな言葉は




俺を含めメンバーの中には存在していない

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