塩が好きな砂糖の僕達

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あなた目線




「ん…」





朝だ




やばい

仕事の途中で寝てしまった



今日中に出さなきゃいけないのに




「ん？」




"あんま無理すんなよ"




1枚のメモ。




違う意味で嫌がらせか？


=無理してやめろ




今の彼等からはそうとしか感じられない




はっきり言って、あなた達の為に
頑張ってるんじゃない




「やばい、呼ばれてたんだった」




支度をし、宿舎をあとにした




.





「おはようございます」


『あ、Aさん、おはようございます！』


「大事な話とは？」


『ちょっと待って下さいね、ゲストが来るんで(笑)』


「ゲスト？」




「「お疲れ様でーす」」


「あ」


ジヨン「やっほ(笑)」


「皆さんお揃いで」


ヨンベ「実は今日は、Aに頼みがあって」


「頼み？ですか？」


タプ「曲を作ってほしい。」


「はい？」


スンリ「まだ、諦めてないんでしょ？」


「私より優秀な方なんて沢山いますよ」


テソン「Aに、作ってほしいんだ」


ジヨン「俺達も手伝うからさ」






思ってもみなかった話だなぁ



不可能ではないけれど
優秀な方なんて山ほどいる中で



この人達は私を選んでくれた




久しぶりに自分が必要とされている喜びを


久しぶりに感じた




『ダメ…ですか？』


「わかりました。」





今、考えてみれば
この仕事を引き受けていなければ



毎日、砂糖になったあの人達を
鬱陶しく思う事はなかったかもな




ジヨン「頼んだよ(*^^*)」






「はい」

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