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気がつくと朝日が昇っていた。
私はいつの間にかデイダラさんの起爆粘土に包まれていた。
「お、起きたか？A今半分くらいまできたぞ。」
「おはようございます…すみません…１０分だけの約束だったのに、私起きなかったんですね…」
ごめんなさい、と頭を下げるとデイダラさんは
「いや、オイラが寝かしておこうって言って旦那からこの起爆粘土の鳥にAを移したんだ。うん。」
と言った。
「そうだったんですか…。ありがとうございます。デイダラさん。
これでしばらく元気にやっていけそうです。」
感謝を述べた私に彼は少し複雑そうな顔をした。
「なあ、敬語はいいとしてその「デイダラさん」ってのやめねえ？
呼び捨てにしてくれよ。晴れて暁として選ばれたわけだし、歳も同じだろ。
そりゃ、暁としても忍びとしても俺はお前より先輩だろうけど…うん。
いや、これはその先輩命令だ！うん！
これからは呼び捨てだ！うん！」
そう言って彼は夜明けの太陽に負けないくらいの笑顔を私に向けた。
「ふふ…わかりました！デイダラ。」
必死な彼を見ているとなんだか可愛く思えてきて笑った。
彼も満足そうに笑った。
「おい。モタモタするな。」
「ごめんなさい！サソリさん！
行きましょう！デイダラ！」
サソリさんの怖い声に少しおびえながらデイダラの手を引いて走る。
「おいおい！こけちまうだろうが！」
デイダラは楽しそうに笑い声をあげた。
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名無しデス〜☆(プロフ) - 応援してます❗️ (2022年2月22日 18時) (
レス) @page29 id: 01494ce546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 10話でやっと気づいた。名前が違うとこうも別の人間に見えるんかぁ…（芸術は爆発だ〜!!笑） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 12時
