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「Aにしては丁度いい到着だったな。」
「デイダラさんがきてくれたからですよ。」
私がそういうとサソリさんはデイダラさんの方に一瞬目を向け、また私の方を見た。
「・・・まあいい。さっさとしろ、早くつくに越したことはない。ここでダラダラしていて里のやつに見つかるのも面倒だ。」
そういってサソリさんは傀儡の手入れをやめた。
「さあ、行くぞ。うん。」
「はい。」
３人で川の国目指して駆け出した。
「ところで、暁って何をするための組織なのか、私はまだ知らないんですけど、
お二人はどうして参加されてるんですか？」
「うん？そりゃあオイラの芸術願望を叶えるのにうってつけの場所だったからだな。うん。」
「なるほど。デイダラさんらしいですね。
ということは、みなさんそれぞれ違う目的がありつつ、暁としての目的も果たしていく。という解釈でいてもいいということですかね。」
「いいんじゃないか？うん。」
サソリさんは話に入ってこない時に無理に引き入れようとすると機嫌が悪くなるので今はデイダラさんと二人で話すことにした。
デイダラさんもその方がいいと思ったのか、サソリさんには話題を振らないでいる。
しばらく話し、程よく疲れて来た。
川の国までは1日半かかる。昼過ぎのミーティングにはぴったりくらいになるだろう。
今で２時間くらい走り続けただろうか。そうなると今は深夜２時ごろという事になる。
幸い仮眠のおかげで眠くはないが、先を行く２人に比べ、私のペースは少し落ちてきている気がする。
「・・・もう少し、あと１時間もすれば身を隠せるポイントに着く。」
サソリさんがそう言ってくれたのは、私を気遣ってか、偶然かは分からないが少し嬉しく思った。
「はい！頑張ります。」
あと一時間ならもう少しペースを上げても大丈夫だろうと思い、少し前方のデイダラさんに近づいた。
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名無しデス〜☆(プロフ) - 応援してます❗️ (2022年2月22日 18時) (
レス) @page29 id: 01494ce546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 10話でやっと気づいた。名前が違うとこうも別の人間に見えるんかぁ…（芸術は爆発だ〜!!笑） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 12時
