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昨日の夜は鬼鮫さんと二人で蟹を食べに行った。
他のメンバーも来たがったが、「私、みなさんと違ってお金持ちじゃないんです。」と言ってなんとか置いてきた。了承していたら、お会計の時にいつの間にやらみんなは消えていて・・・ということが起こりかねないと思ったからだ。
そう言って蟹料理が美味しいと言われる店に着くと、貸切になっており、おかしいと思ったらやはり置いてきたはずのメンバーもいて、飛段さん、角図さん、さらに小南姉さんもいた。
どうやら中忍を祝ってくれるらしく、暁の経理、角図さんをなんとか説得して会が決まったらしい。
もちろん鬼鮫さんの分含め自分の分は角図さんにお渡しした。
一度は断られたが、こっそりと忍具入れのポケットに入れておいた。
そして今日。
「お約束通り、水遁忍術を教えて差し上げましょう。簡単なものか私のお気に入りか、どれを見たいですか？」
「どっちも見たいです！」
「今日はとっても気分がいい。特別に見せて差し上げますよ。
あなたがマスターできるかは、別としてね・・・！」
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「どうです？水遁系の忍術は覚えられそうですか？」
「溺れるかと思いました。
できるかどうかは、イマイチ分かりませんが、続けてみます。」
波濤と水陣壁はなんとか様になりそうな予感はしたが、
「水牙弾は、ちょっと難しいですね。便利そうだけど。結構練習しないと。」
「それはそうでしょうね、難易度Bですから、主性質が土の貴方には余計に難しいかもしれませんねぇ。
まあ、どの術もまだまだ術とは言えないカタチですから、今後精進されることを期待していますよ・・・。」
「(難易度Bって、上忍レベルってことか)
はい。お時間頂き、ありがとうございました・・・！
また機会があればよろしくお願いします・・・！」
私がそういうと、鬼鮫さんは「はい。・・・ではまた。」と去っていった。
里抜けまであと1日。
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名無しデス〜☆(プロフ) - 応援してます❗️ (2022年2月22日 18時) (
レス) @page29 id: 01494ce546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 10話でやっと気づいた。名前が違うとこうも別の人間に見えるんかぁ…（芸術は爆発だ〜!!笑） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 12時
