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里抜けの日は３日後で割とすぐだった。
それまでに荷物を整理し、必要な忍具を揃えた。
それ以外は今までと同じで、忍術の修行や組手だ。
今はコウくんやシンくんではなく、デイダラさんや、たまにサソリさんが相手をしてくれる。
今日は忍具の扱いが体術よりも壊滅的な私に、デイダラさんとサソリさん、たまたま立ち寄ったイタチさん、鬼鮫さんが修行を見てくれていた。
「たまたま立ち寄ったので少し様子を見るだけのつもりでしたが、Aさんの手裏剣やクナイさばきはまさに“芸術的”で奇想天外で見飽きませんねェ・・・。」
「鬼鮫の旦那ぁ・・・それは言っちゃダメだ・・・・うん。」
「なんでこんな癖あるんだろう・・・。」
私は手裏剣をまっすぐ最短ルートで当てることができない。
どうしても弧を描いてしまうし、なんなら正面にある的に当たらなくて、的の裏に当たる。狙ってないのに。
「普通はそっちに当てる方が難易度は高いはずなんだがな・・・。」
「・・・イタチさんのが見てみたいです。お上手だとお聞きしたので。」
そう行ってイタチさんのお手本を見て、手首と肩の動かし方とスナップの方法、腕の可動域の違いに気づくことができ、なんとか様になってきたので休憩を取ることにした。
「よくその手裏剣術で中忍に慣れましたねぇ・・・」
「投げ物嫌いすぎて、実戦ではいつも土に起爆札貼り付けて投げてます。その方が当たるし。」
「・・・完全にデイダラの影響を受けていないか？」
イタチさんは本当に丁寧に教えてくださる。
上手い人というのは二種類いて、感覚でできる人と、考えて理解してできる人だ。
どうやらデイダラさんとサソリさんは前者、イタチさんは後者らしい。
(手裏剣術に関してだけかもしれないが)
「そういえばなんか最近、土にチャクラを練っていたら、いつもよりも複雑な動かし方ができるようになってきたんですよね。」
「うん？どんな風にだ？やって見せてくれよ。」
私は思い出したかのように相談事を初めた。
地面の一部にチャクラを流し込み、いつもの土遊びをして見せた。
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名無しデス〜☆(プロフ) - 応援してます❗️ (2022年2月22日 18時) (
レス) @page29 id: 01494ce546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 10話でやっと気づいた。名前が違うとこうも別の人間に見えるんかぁ…（芸術は爆発だ〜!!笑） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 12時
