１２ 試験終了 ページ12
「遅かったな。」
コウくんの元に二人で歩いていくと、彼はまだイラついてはいなかった。
しかしコウくんの扱い方はもう心得ている
「お待たせしたね。さすが、コウくんは仕事が早い！」
祠の方に行くと、すでにコウくんは巻物を手にしていた。
彼は二つある巻物のうちの1つを私に投げて寄越した。
「それはお前が持っておけ。」
「・・・わかった。」
そこからはまた始めにいた洞窟に戻り、期限の日まで身を隠した。
何人かが攻め入ってくることもあったが、大抵は私の土遁の術で対処できたし、それがかなわなかった時は、２人が手助けしてくれた。
そして期限の日が訪れ、私たちはスタート地点に戻ることが出来た。
「おめでとう。
君たちは今日から晴れて中忍だ。」
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「小南さん！！！！！！！」
「おかえりA。合格したのね。」
「うん！いい歳なのにシンくんとコウくんよりもはしゃいじゃった！！
いや〜彼らに助けてもらってばかりだったし、もはや彼らのおかげだけど、
よくここまでやれたよね・・・・自分偉い。
とりあえず改めて彼らにお礼しないと〜」
いつも通り一方的に小南さんに話していた。
すると珍しく彼女が話の途中で話しかけてきた。
「その彼らだけど、
今日の夜にあなたに会いに来るはずだから、その時にお礼をいうといい。」
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名無しデス〜☆(プロフ) - 応援してます❗️ (2022年2月22日 18時) (
レス) @page29 id: 01494ce546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 10話でやっと気づいた。名前が違うとこうも別の人間に見えるんかぁ…（芸術は爆発だ〜!!笑） (2021年1月27日 23時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 12時
