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次の日、日向影山の間で事件があった。







「速攻で目瞑るの、やめる。」








私は驚いた。「そんなことできるの?」と思った。




それはみんなも同じだったみたいだった。







その騒動の後、日向影山を含め烏野の雰囲気が少し厳しく、ピリピリとしたものになった。



「月島くん…」



「ナニ?有栖川サン?」





「月島くんに聞いても仕方ない事かもしれないんだけど…あの2人、大丈夫かな…?」





「確かに僕は日向や影山じゃないし分からないけど、大丈夫なんじゃないの?

あの2人の喧嘩なんて、いつものことデショ。」




「そうだね。」









そして春高向けての東京遠征1回目は昼過ぎで終わり、

何かモヤモヤとしながらも、みんな帰りのバスに乗り込む。






「山口、茨木と隣座れば?



有栖川サン、僕の隣、座りなよ。」

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作者名:あずきちょこ | 作成日時:2017年8月20日 14時

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