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「次の問題、日向。出る杭は?」
「引き抜く!!!!」
チョット、本当に僕と同い年なわけ???
「…呆れて物も言えないとはこのことだね。
出る杭は打たれる。または出る釘は打たれるでもいいけど、
その様子じゃ、意味は…。」
「お察しの通り、おぼえてないぞ!!!!」
こいつ、本当にダメだ。
「得意げにならないでくれる?…
ハァ…
出る杭は打たれるとは、
何か一つ、秀でた能力を持つ人が、とかく人から憎まれたりねたまれたりすることのたとえ。
また、出すぎた振る舞いをすると非難されて制裁を受けることのたとえ。
わかった?」
んー難しいぞ…。と言う、日向。
本当にバレーのことしか考えられないよね…
「まあ。王様がそういう経験した事あるんじゃないの〜?」
「なんか俺の悪口でも言ってんのか??でも日向!!!俺はそれ覚えたからな!!!」
…さっき王様、有栖川サンに向かってオイとか言ってたよね…
なんか腹立つ。
「うるさい王様!君、さっき平方完成で止まってたデショ!
そんな初歩的なの教えてもらってる奴が首突っ込んでこないでくれる???」
「影山くん〜次の解こっかー」
「…ウス」
「(流石月島くん
私的にバレー部1年のお父さんに認定だな〜
頼りになる!)
がんばろう影山くん!
よし、私もがんばるぞ!!!」
勉強会は、まだ始まったばかりだ!
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作者名:あずきちょこ | 作成日時:2017年8月20日 14時