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鶯が可愛くさえずり、思わず微笑んだ。
いかにも春が訪れたことを感じる。
鶯が肩に舞い降り、また、可愛くさえずる。
「鶯同士、気が合うのかしら？」
「………主か」
ここにも可愛い“鳥”が舞い降りた。
だが、鶯のような可愛らしさはない。
隣に腰を下ろす主は、とても美しい。
無駄のない流れるような、動き。
まるで、どこかの位の高い教育が染み付いている。そう、感じた。
「ねぇ、やっぱりダメ？」
嗚呼、またか。
主は諦めることを知らないようだ。
「なぜ俺なんだ」
「鶯丸だけじゃないわよ。でも誰も請け負ってくれないのよ」
「守りが硬い、ということか」
まぁ皆、育てると同意したからな。抜け駆けなど許されない。
だが……、この小娘は俺の心中など知らぬものだから、…………全く。
「いつもぼんやりとしている俺なら、何も考えることなく“奪う”と考えたのか」
主は頷いた。頭が切れることだ。
舐められたものだ。
すまないな、俺は抜け駆けなどしないつもりで居たが……気が変わった。
俺はこの小娘がどう“鳴く”のか気になって仕方がない。
俺は主に顔を近づけそのまま押し倒す。
主は驚きながらも素直に目を閉じた。
「…………」
どこからか視線を感じどく。
主は＿＿＿＿。
ぐっすり眠ったようだ。
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魅乃漓 - 続きが気になります！いい作品だと思います！ (2017年3月24日 21時) (
レス) id: 0bc80e46bd (このIDを非表示/違反報告)
ロワです。 - どんな女の子か、容姿が非常に気になります。 (2017年3月24日 21時) (レス) id: 8d6b86ff12 (このIDを非表示/違反報告)
氷織(プロフ) - 続きすごく気になります！更新楽しみにしてますね！ (2017年3月22日 9時) (レス) id: 0d37430d68 (このIDを非表示/違反報告)
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