𝚜𝚝𝚘𝚛𝚢. 𝟶𝟶𝟷 ページ1
꙳
私は特級呪術師だった。
五条悟、夏油傑と共に"最強"だった私は
この世を去った。
夏「な…なんでAがここに…」
『…傑………わた…し…の……生…徒……
殺さないで………』
夏「私は、私の世界を作るために！」
『本当にこれが…傑のやりたかったことなの？』
夏「____すまないA、私はもう逃げない。
祓ってくれていい。
だからまず反転術式に集中しよう。
それから…」
五「_________は？」
夏「悟…」
五「おい、どういう状況か簡潔に今すぐ言え」
『悟……私は…いいから……』
夏「乙骨くんにトドメを刺そうとしたら
Aが……」
五「A、少しだけでいい。少しだけでもいいから反転術式流せ。
すぐ硝子のとこ連れてくから」
薄れゆく記憶の中で私は反転術式を自分に施すが、上手くできない。
もう私はここで終わるんだって思ったけど、それならそれで最期にやることがある。
悟と傑の気持ちが聞きたい。
ただそれだけ。
夏「……あの2人だけだと思った。悟が送り込んだのは」
五「あぁ、そうだよ。
まさか京都にいたAが駆けつけてるとは思わなかった」
目立ちたがり屋の傑が新宿にも京都にも
いないことが気持ち悪かった。
私は学校に残された憂太くんと真希ちゃんが気になって
勝手に来ただけだった。
五「…何か言い残すことはあるか」
夏「誰がなんと言おうと非術師は嫌いだ。
でも別に高専の連中まで憎かった訳じゃない。
ただこの世界では私は心の底から笑えなかった」
『傑…
____________________ 』
五「傑
______________________ 」
夏「2人とも最期くらい呪いの言葉を吐けよ」
私は悟の手によって傑が処刑されたのを見届けた。
それから悟は処理をそこそこに私を運ぼうとしてくれている。
"私はもう大丈夫。ありがとう。
大好きだったよ。どうか自分を責めないで。
悟が私の分まで頑張って
呪術界をリセットすることを願ってるよ"
そう言いたかったけど上手く言葉は出てきてくれない。
でも双子の片割れなら私が言いたかったこと、
わかってくれるよね？
『大好きだよ。これからもずっと。』
私はそこで意識を手放した。
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ハズキ - めちゃくちゃ面白いです。更新頑張ってください！これからも読ませていただきます！これからも楽しく読ませていただきます！ (2022年5月8日 21時) (
レス) @page49 id: 6eb9ddde4a (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ_♯あおはる(プロフ) - ぽむさん» 読みました!!!芦戸ちゃんｯ…!!!期待を裏切らないね。上鳴、圧に負けちゃったね(笑)うわぁ……。もう一人が楽しみです!!!更新ありがとうございます！ (2022年5月5日 21時) (レス) @page44 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - アキネコ_♯あおはるさん» 読んでいただきありがとうございます！！ご期待に添えているかはわかりませんが、更新しました(^^)弱みは…そのうちバラしていきたいですね（笑） (2022年5月5日 20時) (レス) id: cfe4097c6e (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ_♯あおはる(プロフ) - コメント失礼します!!!!ずっと読ませていただいてます！！質問楽しみです！芦戸ちゃんとか「彼女居るんですかー？！」って聞きそう(笑)主ちゃん、弱みバラしちゃえー！前髪抜いていいか聞いてみてほしい(笑)更新頑張ってください！ (2022年5月3日 22時) (レス) @page42 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
月及派(プロフ) - 分かりました。頑張って下さい!!次元のも引き続き頑張って下さいε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ (2022年4月20日 21時) (レス) id: 2aae637588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2022年4月20日 16時
